ある日突然、
自分が病気になって初めて気付く気持ちがあり、
知りたいと思う情報があった。
以前であれば、ブログで「自分」について語ることは非常に抵抗があったと思う。
けれど、いざ自分が入院しなければならないような病気になったとき、
他の人が語るブログやことばが、病気の内容や経過の違いにかかわらず
とても身近に感じられた。
自分の病気の知識や治療方法など、
病院や医師、公共機関などから得られる正しい情報はもちろん有益で大切。
ただそれらの知識は個々に異なる様々な病状には対応していないし、
それら様々な病状に対峙する自分の気持ちも、
すべてを人に話せるわけではない。
そうしたとき、ほかの人が実際に経験してきたこと、
病気に対峙する姿勢を知ることは、自分にとって大きな意味があったと思う。
自分が今体験していること、病気や治療のこれまでを語ること、
これも誰かの何かになることがあるのかもしれない。
そう考えて、ここに自分の体験を記録してみることにした。